前節カターレ戦。
先制されて逆転勝ち。

今までにない、初のパターン。
また勝ち点3をゲット。
→○なところ。

次、課題。

勝ち点3ゲットしただけでも、結果を出したので良しとしたいところですが、
すでに次は36節。終盤戦。
ですので、現時点の課題はしっかりと認識し、できるかぎり修正または対応策をとってほしいところ。

1.開始早々、終盤の集中力。
→試合の入りが軽々しい。今年は失点して初めて試合が始まるかの様。
カターレ戦は開始早々だったため、逆に時間が十分にあり気持ちの切り替えができて、よかったと言えるかも。まあ、勝てたから言えることであって、分けや負けでは怒り心頭だったでしょう。また、前節も繰り返された終盤の失点。本当にいらない失点。
直前のプレーが思い出せませんが、確かセットプレーか?
明らかに集中できていない。

2.ポゼッション
ボールをキープして、チャンスを待つ。
できればいいですよ。でも最終ラインでパスをまわしかつ相手FWのプレッシャーを受けている様な状態では、パスミスからカウンター→失点・・・・今年のパターン。
一時、苦しければ大きく蹴り出してよい・・・という時期があったはず。
クリアで何が悪い。
中途半端が一番ダメ。それでもパスを回すなら、集中して回すこと。
良い流れの時は、クリアボールがしっかりと繋がるんだよね。クリアボールがロングフィードになっている。これは、小中学生で繰り返し練習した記憶があるんだけど。どこにクリアするのか、FWはどこで貰うのか。プロだから簡単にはクリアしたくないのだろうけど。
そういう練習はしないのか、確認し合わないのか。

安易なミスが多すぎ。シンプルなプレーが一番だよ。
それと、もう少し簡単に前線に持って行っても良いと思うんだけど。
比較的高い位置でボールを奪っても、一度最終ラインに戻しちゃう(楽な方へ流れるように見える)ので、相手はディフェンスラインを再度整えることが出来るので、何も怖くない。

3.攻撃パターン
DFにとって何がイヤって、やはりディフェンスの準備が出来ずにゴールに突進されることでしょ。強引に突破できるのが平本だけしかいない中で、難しいところもあるけど、崇文と平本、これにカツが絡めば十分相手はイヤだと思います。これに幸野が加わり、北井ももう少しパスという選択肢をドリブルと上手に使い分ければ、今以上に突破できるのではないでしょうか。
そして、ニア勝負しかしていない。フォアに誰もいない。ひどくなると中に平本一人、カツ一人。これではピンポイントに合わなければ、相手ボールに。確率が低すぎです。

4.汗かき役
昨年までと戦う場所が違うので、一概に比較できませんが、汗かき役がいないと思う。
苦しい時のラン、相手への詰め。カターレ戦の1失点目は、確かに修業の目測誤りが大きいと思うけど、やはり簡単にあげさせているのも問題。
ゴール前のシュートをイガンジンがスライディングして、コースを消した様に、やはりプレッシャーに行かないと、Jでは決める技術を持った選手はたくさんいますね。
ゼルビアには、よく走る選手、そしてパスが出せる選手。最近出番がないけどいますよね。

5.リーダー
今年はだれがリーダーシップを取っているのか。
苦しい時こそキャプテンシーを発揮する選手がほしいもの。
そんな選手がいないならまだしも、いるでしょうよ。

6.時間稼ぎ
最近は代表もそうですが、コーナーフラッグの間際でボールキープ。
よく見ます。
私個人的に大嫌い。そんなプレーを見るためにお金を払っているのではありません。プンプン
昨年の佐川滋賀戦。ロスタイムに崇文のゴールで勝ちましたが、あの佐川滋賀の戦い。
最後までゴールを目指し、時間稼ぎをしないプレー。とてもすがすがしく、スポーツを感じる戦いでした。
確かに、今年はプロなので結果第一と言えばそれまでですが、負けて美しい戦いもある。
どちらに、観客はお金を払いたいか。
しかも、時間稼ぎの成功率がとても低すぎ。
プロとして、成功率が低いことを何度も繰り返し、どれくらいの勝ち点を失ってきたことか。

ここは、本当に改善しなければいけないこと。
万が一、JFL降格となった場合、私はこの点を最大の理由としてあげるでしょう。

7.最後にチーム戦術
やはり、監督のやりたいこと、選手がやること、サポーターが期待すること。
これがバラバラですよね。
今は、あまり望みはしませんが、バラバラであることが、勝ち点を落とす要因として大きいと思います。特に監督の采配や指示が、やはり選手に上手く伝わっていないと思う。
監督が目指すサッカーと選手が繰り出すプレーの落差が大きいのだと思うけど、今いる選手で出来ることをやればいいじゃない。
ゼルビアは、J2初心者だもの。監督だってわかっているでしょ。
でもまだまだ、できることはあるよ。


◎残留のために

チームライセンスは大丈夫だったみたいですが、リーグ閉幕時点の決算がどうなるかとても心配。ここ最近のホーム戦は雨が続いたこともありますが、入場者数が少なすぎ。
ロック総統が心配したとおり、昨年よりも圧倒的に少ない気がします。
メインスタンドに人がいないため、それほど気になりませんが、やはり少ないと思います。
ということは、収入が少ないわけで、最終黒字になるのでしょうか。
FC岐阜が、県下経済団体に支援を取り付け、最悪の事態は脱したようですが、企業におんぶにだっこできるご時世ではありません。いつまでも企業に期待は出来ません。
やはり、チケット代で黒字にするのが基本だと思います。スポンサーを見つけることも大事ですが、Jリーグはエンターテイメント。
お客さんに喜んでもらえるのが基本。試合で感動させ、運営でも興味を引く。
先日の山雅戦では、ゼルビアの数歩先を行く山雅の姿を見てきました。
やはり、たくさんのお客でスタジアムを埋め、自分のチームを大きな声で後押しする。
これが基本ですよね。
チームが、監督が目標を示し、努力する。その過程が見えるからサポーターもわかりやすいんだろうね。
山雅のステッカーはゼルビアよりも種類が多く、ちょっとうらやましかった。かっこいいんだもん。

野津田もナイターで見ると工事中のメインスタンドが廃墟のようでちょっと怖いですね。
でも、思ったよりも大きく、あれが完成するとどうなるのか、想像するとワクワクします。

ぜひ、来年の野津田での開幕試合がJ2であってほしいと思います。


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